みなさん、こんにちは!開発本部 フロントエンドエンジニアのるいです。
普段の業務やプライベートで使っている、お気に入りのモバイルアプリ開発フレームワークやプログラミング言語は何ですか?
私自身、業務上の開発では主にFlutterを活用しています。
現在、Flutterは非常に人気があり、海外でもその評価は非常に高いです。そのため、インターネット上には英語で書かれたFlutterに関する情報も多数見つけることができます。
日本で開催されるFlutterのエンジニア向けカンファレンス「FlutterNinjas」は、そのような英語情報にキャッチアップできる良い場となります。
🔥FlutterNinjas Tokyo 2025🔥
— FlutterNinjas Tokyo (@FlutterNinjas) November 21, 2024
📅Date
May 29 (Thu) - 30 (Fri), 2025
🏟️Location Tokyo, Japan, docomo R&D OPEN LAB ODAIBA (same as before)
🏠Official HP 2025 https://t.co/8GWtvlDqrT
🎫Tickethttps://t.co/wn3d7xMXFy
🗣️CfPhttps://t.co/JdHoPXk2C5
🏢for Sponsors…
今年も「FlutterNinjas」が開催されることが発表されました。
そこで、参考になればと思い、私が昨年参加した経験をこちらで共有します。
昨年のFlutterNinjasは今年と同じく、2日間お台場で開催されました。
当日はFlutter開発コミュニティ内で有名な開発者も数々登壇しました。その中で、私が特に気になったセッションをいくつか紹介します.
Riverpod 3.0, the preview (Remi Rousselet)
RiverpodはDart、Flutterで使用される状態管理ライブラリです。
普段業務上の開発では、いろいろな画面やウィジェットの中で、特定の状態の管理や更新もしくは取得を行うことが必要になります。
その時はRiverpodを使用してプロバイダーを作成し、簡単にWidget内で上記の動作ができるようになります。
こちらのセッションは数々の有名なFlutterパッケージを、制作かつリリースしたRemi Rousseletさんが、今後リリース予定のRiverpod 3.0(現在はベータ段階)に追加予定の新機能や改修について発表するものでした。
- Generic Providers(
) - Notifierの再構築はbuild段階より前に構築
https://pub.dev/packages/riverpod/versions/3.0.0-dev.3
Workshop: Flutter for Android TV and Apple TV (Sasha Denisov)
こちらのセッションはドイツから来ました、Flutter、 DartとFirebaseのGDE(Google Developer Expert)のSasha Denisovさん(以下「Denisovさん」)がApple TVとAndroid TV向けにFlutterアプリを開発するために必要な仕組みや実際のデモについて紹介する発表でした。
今まで、Flutter公式はApple TVやAndroid TVなどのテレビOSは未対応です。
ただし、こちらのDenisovさんのセッションを聞き、設定は必要ですがFlutterでテレビOSのアプリを開発できることが分かり、とても勉強になりまた!
Denisovさんが発表時に使用したもの: https://github.com/denisovav/flutter_tv
Inside Flutter Text (Kakeru Nakabachi)
Slide: https://speakerdeck.com/b4tchkn/inside-flutter-text?slide=43
皆さんは、Flutterを使用して開発する際、英文字と日本語の文字表示に違和感を感じたことはありませんか。
この問題は、私自身も過去の業務で苦戦したことがありました。
Flutterは文字を表示する際に使用するウィジェットがいくつかあります。(例えば、TextやRichText)
しかし、同一のフォントと文字設定を使用していても、英文字と日本語の文字の間隔には微妙な差が出てきます。
この発表を通じて、日本語と英語の文字出力における微細な差異や新たな観点を学ぶことができ、大変有益な経験となりました。
最後に
FlutterNinjas 2024の振り返りについては以上になります。
紹介したセッション以外にも多くの興味深いセッションがありました。
今回は紹介できなかった発表も含めて、様々な学びがありました。(例えば、Flutterを使用して実際にゲームを作成するといったセッションなど…)
このイベントは年に一度開催されますので、私自身今年もまた参加する予定です!
このブログを読んでいる皆さんも、興味がありましたら是非参加してみてください!!
なお、弊社ではFlutter以外にも様々な技術を使用しています。
もし弊社についてもっと知りたい方や興味がございましたら、ぜひ応募してカジュアル面談で色々とお話ししましょう!
よろしくお願いいたします!!