menuのFrontendチームがとても良いので自慢しに来ました

はじめまして。

menu のモバイルアプリ領域(以下 Frontend チーム)のエンジニアリングマネージャーの尾野です。

2023/09に入社し、丸 1 年が経ちましたので総括?振り返り?の意味も込めて投稿します。

手前味噌で恐縮ですが、、、menu の Frontend チーム、とても良いです。

そんな自慢をしにテックブログに投稿しに来ました!

何をやってる人?

私はモバイルアプリエンジニア達を管掌する、いわゆる「職能EM」という立ち位置です。

執筆時点で総勢 16 名 + パートナー 2 名が所属する部隊です。

(当記事では深くは触れませんが、弊社のモバイルアプリは主に ReactNative / Flutter / Cordovaを利用してます)

広木大地さんの言葉をお借りすると「弱いEM定義」にあたる、以下を中心に業務にあたっております。

  • ピープルマネジメント
  • テクノロジーマネジメント
    • 新技術導入に際する PoC (主に Flutter を取り扱ってます)
    • トラブルシュートにおける舵取り
    • 技術的課題に対する解決の素案作り/考察など

(合わせて、ラインマネジメント系のあれこれetc…)

組織構成イメージ。各メンバーは縦軸の 「Service XX」 単位での活動が中心。

執筆時点では職能 EM 型を採用している弊社ですが、今後は変えるかも知れませんし、変えないかも知れませんし、変わるかも知れません。

どんな事をやってるの?

私の入社(2023/09)後から取り組み始めた組織活動事例を一部紹介します。

(以下以外にも「個人の暗黙知 → 集団の形式知」に転換していく様な取り組みは多々行っております。)

※無論、これらの取り組みは所属のみなさんの成果です。

月次の振り返り

月次で集まってホワイトボード上で KPT 形式の振り返りをしてます。

単純な振り返りだけでなく、時期や状況に応じてテーマを変えてワークショップを行い、課題に感じている事を吸い上げたり、共通関心を集約して下記の「大臣制度」として皆でハックしていくアクションにしたり〜などしてます。

年明けの抱負(左)と、組織としてどうありたい?(右)

各大臣制度(関心別リーダー制度)

月次の振り返りから、メンバーから関心の高いものをピックアップ→TOP3を決めて進めていくとしたもので、それぞれのリーダーを「大臣」と名付けました。(Shared Leadershipの醸成という側面も含めております)

ドキュメント大臣

知の集約を目的として、これまで形式化してこなかった所からルールを制定して社の Confluence にまとめていく大臣です。 (社内のナレッジドキュメントなので、スクショを貼りづらい所なのでご勘弁を・・・)

オンボーディング系のページなどもだいぶ増えてきました。 また、英語話者のメンバーも居り、バイリンガルメンバーが英語翻訳してくれたりもしてます。

品質管理大臣

名前の通り、主に “品質を上げていく為にどうしていくのか?” を主導していく大臣です。

毎週 1h 枠を取り、

  • コードレビューのより良い方法を討論
  • コーディングルールの見直し
  • ソフトウェアテストの方法/優先度の討論
  • 最近では「リモートワークの課題」など

などを行っております。

若手とシニアが纏めてくれたコーディングガイドラインの表紙

この取り組みの延長線上から、E2E の Maestro を導入したのも記事化してもらいましたので、ご一読ください。

techblog.reazon.jp

LT/ブログ大臣

入社時点では社内で取り組みを共有する場がなかったので、隔週〜月次で LT をする場を設けました。 2023/12 に開始して、執筆時点までで全 33 トーク。Techな内容から人生の話まで、バラエティに富んだ内容です。

(執筆時点では他セクションでも LT 会が行われる様になり、この系が社内で活性的になり始めました)

LTの一部。知識はInputするだけでなく、Outputして強固になると先人たちの教え

また、ブログについても強制はせず、 ”書きたい欲” を促しながら推進してくれています。

お時間のある時に他の記事もご一読いただけると幸いですm( )m

techblog.reazon.jp

(大臣がめちゃくちゃ頑張ってくれていて、執筆時点 YoY で + 10件記事増えました。勉強会で声かけてもらう機会も出てきたとか)

新技術系の取り組み

こちらは大臣制度とは別の取り組みとなりますが、、
エンジニアが事業を推進していく為には、その「手段」も常に磨いて最適解を求め続けていく事も必要で、そんな取り組みを週で固定枠を作って進めております。

我々は主にクロスプラットフォームフレームワークを利用しておりますが、執筆時点でのトレンドを勘案して Flutter での既製サービスの模倣をしながら習熟度を高めております。

初期に定めたシーケンス。何かしらのレイヤードアーキテクチャーをベースに設計したもの

その中で、ライブラリの選定において、デファクト”じゃない” ライブラリを選定して OSS Contribute していこうと言うチャレンジ領域を設定し、一部のメンバーが Pull Request を出して取り込んでもらえたりもしました。

で、結局何が言いたいの?

手前味噌で恐縮ですが、、、menu の Frontend チーム、とても良いんです。(2回目)

正直、まだまだ改善しなければならない事は沢山あります。 サービスを使ってくれている方々にご迷惑をおかけする事もあります。ごめんなさい。

ただ、サービスをより良くしていく為に一丸となってハックしていく状態は整いました。

これからの menu を暖かく見守っていただけると嬉しい限りですm( )m

そんな課題を共にハックしてくれる仲間を募集しております。

open.talentio.com

デリバリーはmenu!!!